炭素は地上ではありふれた元素だけれど、地球の深部では微量なものらしいんだ。
もちろん地球創世記から存在した炭素の大半がダイヤモンドの原料になっている。
けれど、太古の植物もダイヤモンドの原料になっているんだね。
ダイヤモンドは地下の200キロくらいで誕生するけれど、
地上の植物がどうやって200キロまでもぐるのだろう?
「プレートテクニクス」によると、
プレートが海溝付近等でマントルに引き込まれる。
プレートに乗っていた植物の残骸等も、このときに引き込まれて、地球の地下へと運ばれていくんだね。
植物由来の炭素が地下200キロまで到達するのは数億年の時間軸。
ダイヤモンドが誕生するまでには、壮大な時間軸が必要なんだね。